家政婦に介護のサポートを依頼する場合の費用はどれくらい?
在宅介護における家族の負担を少しでも減らすために、家事代行サービスや家政婦の利用を検討されているご家族も多いでしょう。では、家政婦に介護のサポートをお願いした場合、費用はいくらくらいかかるものなのでしょう。ヘルパーさんとはまた異なる家政婦のメリットとデメリットを含め、その予算感について解説していきましょう。
目次 介護の負担を減らすために家政婦を依頼する人が増えている 介護のサポートを家政婦に依頼する場合の料金 介護保険と家政婦サービスの併用について 家政婦にできる介護のサポート 介護のサポートを依頼するならLOBBY(ロビー)におまかせ |
・介護の負担を減らすために家政婦を依頼する人が増えている
訪問介護サービスは在宅介護を受けていらっしゃる方、またそのご家族にとって非常に有意義でありがたいサービスでしょう。しかし、訪問介護サービスはあくまで要介護者本人を対象としたものであり、サービス内容が介護保険制度の枠内のものに限定されています。
また、同居家族がいる場合は、介護保険サービスでは「生活援助」を原則として利用することができません。そこで、介護保険サービスが提供できない「生活援助」の部分を補う介護保険外サービスとして利用が増加しているのが、家政婦サービスなのです。
・介護のサポートを家政婦に依頼する場合の料金
先に申し上げた通り、介護中心の生活を送っている方は、どうしても家事を後回しにしがちですし、物理的に出来ずにいるケースも多々あるでしょう。もしそんな時に、家政婦がいれば普段の家事だけでなく、草木の手入れやペットの世話など後回しにしがちな家事を代わりにお願いできるかもしれません・・・。では、家政婦を依頼するにはいくらくらいかかるのでしょう?
ここでは、家政婦を依頼する際の料金について解説していきましょう。
時給制の家政婦の場合
時給制の場合は、家政婦というより「家事代行サービス」のほうが探しやすいかもしれません(参照:コラム「家政婦の個人契約ってどうなの?メリット・デメリット・注意点を解説」)。また時給制の場合、費用が高くなりがちなデメリットがあります。ちなみにLOBBY(ロビー)にご依頼いただいた場合の料金は、1時間 4,200円(税込 4,620円)の定額制になります(交通費1回あたり1,100円加算)。詳しくは私どもの「料金システム」をご参照くださいませ。
仮に1回あたり3時間で週に3回、LOBBY(ロビー)をご利用いただいた場合のおよその月額料金は179,520円になります。 |
日給制の家政婦の場合
東京エリアの家政婦紹介所のサイトをもとに探っていくと、家政婦の日給はおよそ14,000円~16,000円(1日8時間)の間が中心帯のようです。但し、この金額には紹介料・交通費・別途費用などは含まれていません(会社によって様々で平均価格がだせません)。また日給制の場合、家政婦と雇用主の直接契約となる場合が多いので、万が一の場合に備えて、きちんとした「雇用契約書」を交わさなければならないというデメリットも発生します。
仮に1日あたり8時間で週に2日、依頼した場合のおよその月額料金はおよそ112,000円~128,000円になります。但し、交通費等が別途かかる可能性があります。 |
住み込みの家政婦の場合
住み込み家政婦の場合、相場の金額を提示するのは非常に困難です。というのも作業の時間(8時間程度なのか12時間程度になるのか)や時間帯(日中が中心なのか夜間帯が中心なのか)によって大きく変わってくるからです。さらには、家政婦さんの住まいや食事、光熱費等の必要経費を全額負担するのか、家政婦さんと相談して一定額控除するのかによっても変わってくることでしょう。非常におおまかな提示になってしまいますが、住み込みの家政婦を雇うには、月に30万円~70万円が必要といったところでしょう。また、家政婦(夫)紹介所などを介して住み込みの家政婦を雇用する場合は、紹介所に支払う手数料等を支払う必要があることも忘れてはいけません(参考:コラム「住み込み家政婦の料金相場は?雇うメリットや注意点も紹介」)。
住み込み家政婦を雇用する場合は、ケースによって月に30万円~70万円の金額が必要になります。またこの金額には家政婦紹介所に支払う紹介料は含まれていません。 |
今回紹介したのはあくまで一例です。まずは要介護者に具体的にどのようなサポートが必要か、どのような内容を希望するか、予算はどれくらいまでだせるのか?をよく検討し、主治医の先生やケアマネージャーの方とよくよく相談しながら決めていくことが、なにより重要でしょう。
・介護保険と家政婦サービスの併用について
同居家族のいる高齢者世帯も年々減少してきていると聞きます。高齢者自身がQOL(生きがい・満足度)の高い生活を送るためにも「介護保険サービス」ではカバーしきれないきめの細かい「介護保険外サービス」が求められています。また、要介護者をお世話するご家族にとっても介護保険サービスと介護保険外サービスの併用は、負担を大幅に減らせる手段として注目されています。ケアプランを作成するケアマネジャーの「介護保険外サービス」に対する理解も進んできているいま、皆さまも是非、介護保険サービスと家政婦サービスなどの「介護保険外サービス」との併用をご検討いただければと思います(参照:コラム「介護保険外サービスとしての「家事代行」の活用法をご紹介!」)
・家政婦にできる介護のサポート
家政婦にできる介護のサポートは、あくまで所謂「生活援助」の部分であり、身体介護はサービスの範疇外です。しかしながら、要介護者は勿論、そのご家族の負担を軽減させることは可能だと考えております。高齢者の方がQOL(生きがい・満足度)の高い生活を送る一助となり、そのご家族の肉体的、精神的負担を軽減させていただくことができれば幸いです。
・介護のサポートを依頼するならLOBBY(ロビー)におまかせ
残念ながら私どもLOBBY(ロビー)では、身体介護の分野でお役にたつことはできませんが、介護が必要な方やそのご家族のために微力ながら、全力を尽くしたいと考えております。「生活援助」の部分でなにかお悩みやお困りごとがございましたら、お気軽にTEL(お客様専用フリーダイヤル:0120-062-022)もしくは「フォーム」にてご相談ください。最適なプランをご提案できるよう注力いたします。
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最後になりましたが、LOBBY(ロビー)のサービスを「介護保険外のサービス」としてご利用いただいているお客様の「生の声」をご紹介させていただきます。なにかのご参考になれば幸いです。
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介護保険適用外のサービスとして併用しています。(30代 / 女性) これまでは両親の世話は、私と夫が時々実家を訪れて分担しながら行っていました。でも両親の年齢が上がり高齢になってくると、もっと頻繁にお世話をしたいと思うように感じていました。ただ夫は毎日仕事で忙しいし、子供がまだ小さいため…続きを読む |
介護保険外サービスとしてLOBBY(ロビー)さんを利用しています。(50代 / 男性) 同居している父は要介護の認定を受けており、介護保険の居宅サービスを利用しています。とてもありがたい制度で私たちも助かっているのですが、やはりやっていただけることに制限があり、不便を感じることもしばしばです。例えば、同居家…続きを読む |
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