「お手伝いさん」と「家政婦」の違いってなに?
家事を依頼する先を探すとき、検索ワードとして「お手伝いさん」と「家政婦さん」といった呼称が最初に頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。昔ながらの「○○○は見た」などのテレビドラマのワンシーンが想像されるかもしれませんが、実際はどうでしょうか。今回は「お手伝いさん」や「家政婦さん」について、今日の最新事情も含めてお話ししていきたいと思います。
【 目 次 】 |
Ξ「お手伝いさん」「家政婦さん」とは?
家事を手助けしてくれる存在としての「お手伝いさん」は「家政婦さん」の呼称は昔の名残りです。昔の「お手伝いさん」は「女中」とも呼ばれ、住み込みで奉公する人を指しました。一方、「家政婦さん」は家事のプロとして通いで家事をこなす人を指していたようです。その後、時代の流れともに厳密な呼び分けはなくなり、双方ともに各家庭で家事やその他の雑事を代行する職業として認知されるようになっています。
Ξ「お手伝いさん」と「家政婦さん」の違いは?
今日では「お手伝いさん」と「家政婦さん」はほぼ同義語であり、仕事内容や契約形態に違いはないと言えます。いずれも「個人間契約により家事やそれに付随関連する業務を依頼する相手」であり、「ちょっとうちのこと手伝って」という感じで口約束の金額や条件で知り合いに頼むという形も多く見受けられます。また、いずれも「家事使用人」(=個人の家庭において、その家族の指揮命令のもとで家事全般に従事している者)として労働基準法の適用除外という扱いになります(労働基準法 第116条2項)。
Ξ「現代版の「お手伝いさん」と「家政婦さん」とは?
昔ながらの「お手伝いさん」や「家政婦さん」ですが、今日では自宅の家事を依頼する方法はもっと多様化しています。特に、これまでの「お手伝いさん」や「家政婦さん」に代わって近年急速に認知度が高まり、利用者が増えているのが「家事代行サービス」です。「家事代行サービス」とは、仕事や育児・介護などで忙しいお客様に代わって、お客様宅お掃除・洗濯・料理等の日常家事をするサービスです。「お手伝いさん」や「家政婦さん」が個人間の契約であるのに対して、「家事代行サービス」は企業が消費者向けサービスとして提供する点が一番の違いです。
Ξ「家事代行サービス」との違いは?
そこで、「お手伝いさん」や「家政婦さん」と最近の家事代行サービスの違いを以下にまとめてみました。自宅の家事の依頼先をお探しの際は、ぜひ参考にしてみてください。
お手伝いさん・家政婦さん | 家事代行サービス | |
雇用形態 | 利用者が直接雇用する | 家事代行会社に雇用されている |
依頼内容 | 話し合いによって柔軟に対応できる | 会社の規定によって決められている |
トラブル対応 | 当人同士の話し合いによって解決 | 会社が責任をもって対応してくれる |
■家事代行サービスのLOBBY(ロビー)
当社は首都圏と関西圏で高品質な「家事代行サービス」を提供している会社です。忙しい皆さまに「ホテルで暮らすような快適な毎日」をお届けするをコンセプトに、2005年の設立以来、経営者や医師などの多くの富裕層の方々にご利用いただいております。いつも通り、希望通りに。週1回 / 2時間~の定期サービスで、掃除・洗濯・料理などの日常の家事を代行しています。
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株式会社ロビー / 富裕層向け家事サービスのLOBBY(ロビー)
代表取締役
対馬 誉仁(Tsushima Takahito)
1977年香川県生まれ。慶應義塾大学商学部卒。JPモルガン証券を経て、2005年株式会社ロビーを設立。 「忙しい皆さまにホテルで暮らすような快適な毎日をお届けしたい」という想いが社名の由来。趣味は「仕事!」と言い切る熱血社長。