家事代行の利用は危険?トラブルに遭わないための利用のコツ
忙しい共働き世帯や単身者層を中心に家事サービス(家事代行・家政婦)が人気を呼んでいるといわれています。とはいえ「実際に利用している人はどれくらいいるのか?」と尋ねられると、家事サービス(家事代行・家政婦)の市場規模に比べると、まだまだ限定的であると答えざるをえない状況です(参照:コラム「緊急調査! 家事代行サービスの評判は?」)。では「家事代行サービスを知ってはいるが、実際の利用には踏み切れていない。」という人々は、なぜ利用をためらっているのでしょうか。「料金が高い」「他人に家に入られることに抵抗がある」などの理由が挙げられるなか「家事代行の利用は危険」というものがありました・・・。そこでこのコラムでは「本当に家事代行の利用は危険なのか?」「トラブルを回避するためにはどのようにすればよいか?」という点について解説していきます。
目次 家事代行を頼むのは危険? 家事代行のメリットは? トラブルを起こさない!家事代行を利用するときのコツ①業者を選ぶとき トラブルを起こさない!家事代行を利用するときのコツ②依頼するとき もし家事代行でトラブルが起きたら? 安心・信頼できる家事代行サービスをお探しなら |
【家事代行を頼むのは危険?】
「家事代行を頼むのは危険?」と心配している人々はどのような点に危険性(=トラブルの可能性)やデメリットを感じているのでしょうか。代表的な例をいくつか挙げてみましょう。
・サービス料金がわかりづらい
・物品の破損や盗難
・作業の質やスタッフとの相性が不安
それでは、上記の代表例を個々にみていきます。
・サービス料金がわかりづらい
家事代行サービスの利用料金は、会社によって、1時間あたりの基本料金に差があるのはもちろんのこと、最低利用時間が設定されていたり、作業内容や利用する曜日や時間帯によって追加料金を設定しているところもあったりで、非常に“わかりづらい”のが現状です。入会金や年会費、スタッフの指名料、鍵の預かり料金などのオプションの違いに関しては、挙げていけばきりがないほどです。事前によほどしっかり確認しておかないと、「思っていた以上に高い料金を請求されてしまった。」という危険性はおおいに考えられます。
・物品の破損や盗難
洗い物の最中にうっかり手を滑らせてお客様宅のお皿を割ってしまった、などという事象はあってはならないことですが、家事代行サービスを利用する際、その可能性はゼロではありません。ましてや壊れてしまった品物が絵画や骨董品、思い出の品物であった場合は金銭で代替することもできなくなってしまいます。それらの危険性を不安に思うのは、十分理解できることです。
・作業の質やスタッフとの相性が不安
「お願いしたことを時間内にきちんとやってもらえるのか?」「どんなスタッフさんが来てくれるのか?」「気のあわないスタッフさんにあたって嫌な思いをしないかしら?」など、初めて家事代行サービスを利用するにあたって様々な不安が生じるのは当たり前のことでしょう。それらの不安が現実となって、思わぬトラブルになってしまう危険性を懸念されることも頷けます。
以上が「家事代行を頼むのは危険?」と考える人々の代表的な心配事です。しかしながら、実はこれらの危険(=トラブルの可能性)は、事前にきちんとした対応さえしておけばある程度回避できるものなのです。次に「トラブルに遭わないための利用のコツ」についてお話ししていきたいと思います。まずは、家事サービス(家事代行・家政婦)のメリットについておさらいしておきましょう。
【家事代行のメリットは?】
家事サービス(家事代行・家政婦)を利用するメリットとして、次の5点が挙げられるでしょう(参照:コラム「家事代行を利用する際のメリット・デメリットとは?」)。
① 快適な生活環境を維持できる
② 自分の時間が豊かになる
③ 肉体的負担が軽くなる
④ 心に余裕が生まれる
⑤ 家族との時間が増える
言うまでもなく家事は重労働ですが、家事サービス(家事代行・家政婦)を利用することで、肉体面だけでなく、気持ちの部分で大きなメリットを得ることができるのが解っていただけると思います。これらのメリットを享受するのは前項で述べた家事代行を利用する際に想定される危険(=トラブルの可能性)を踏まえて考えても、あまりある意義をもたらします。次章では、安心して家事サービス(家事代行・家政婦)を利用するために、家事代行を利用する際に想定される危険を回避するコツについてお話しを進めていきます。
【トラブルを起こさない!家事代行を利用するときのコツ①業者を選ぶとき】
それでは、家事代行を利用するにあたってトラブルを回避するためのポイントについてお話ししていきましょう。シーンとしては大きくわけて二つです。一つめは「家事代行会社を選ぶとき」、二つめは「実際に家事代行サービスを依頼するとき」。それぞれについて具体的に解説していきます。最初に「家事代行会社を選ぶコツ」から始めます(参照:コラム「失敗しない!おすすめの家事代行会社の選び方」)。
実績のある会社を選びましょう!
インターネットで家事代行サービス会社と検索してみると、本当に数多くの業者があることが解るでしょう。比較的新規参入が容易なこともあり、家事代行を行う企業は今後も増加傾向にあるようです。では、それら数多の業者のなかから何を目安に選べばよいのでしょうか。一つの基準が創業年数です。おおまかな言い方になってしまいますが、創業年数が長いということは、それだけ家事代行サービス業界での実績があるということです。長く営業していれば、そのぶん様々なノウハウを身につけているでしょう。なかには手痛い失敗もあるでしょうが、逆にそれを糧にして成長しているからこそ、厳しい過当競争を乗り越えて生き残れているのだとも言えます。起業したばかりで社員もスタッフも不慣れな会社と比べると、差は歴然です。少なくとも創業10年以上を目安にすると良いでしょう。
料金体系をきちんと確認しておきましょう!
サービス料金にまつわるトラブルは、思っている以上に多いものです。それだけ複雑な料金体系の会社が多いということかもしれません。入会費や年会費といった別途料金、鍵の保管料など、基本料金以外の部分もきちんと確認しておくことが重要です。できるだけシンプルで解りやすい料金体系をとっている会社を選んでください。そうすることで料金に関するトラブルの大半は回避できるでしょう。
損害賠償保険の加入状況を確認しましょう!
家事代行サービスを利用するうえで物品の破損の可能性は、どんなに注意をしていても決してゼロではありません。それだけに多くの家事代行サービスの会社は、万が一の場合に備えて損害賠償保険に加入しています。しかしながら起業したばかりの会社や個人営業に近い小規模な会社ですと、未加入であることも考えられますので注意が必要です。また単に保険の加入の有無だけでなく、補償の範囲や上限金額なども併せて確認しておきましょう。
スタッフの“質”についても確認しましょう!
ホームページにどれだけ美辞麗句を並べ立てていても、実際に自宅に来てサービスしてくれるのは、その会社のスタッフです。スタッフがただ「家事ができる」というだけでは、利用者は決して満足できないでしょう。そのためにも、スタッフの“質”について確認しておくことが重要です。どのような基準で採用されているのか、身元はきちんと確認されているのか、個人情報はしっかり守られるのか、平均勤続年数はどれくらいなのか、等々。単純に高時給に惹かれて応募してきただけのスタッフと「これまでの家事経験を生かして誰かの役に立ちたい」、「育児が落ち着いたのでまた社会に出て貢献したい」と前向きで積極的な意識をもって仕事に就いたスタッフとでは、自ずと作業の“質”に差がでるのは当然のことでしょう。
【トラブルを起こさない!家事代行を利用するときのコツ②依頼するとき】
「家事代行会社を選ぶコツ」については、ご理解いただけたでしょうか。続いて、家事代行を利用するにあたってトラブルを回避するための「実際に家事代行サービスを依頼するときのコツ」について解説していきます(参照:コラム「これがポイント! 家事代行の申し込み ~事前準備編~」)。
仕事内容は事前に決めておきましょう!
家事サービス(家事代行・家政婦)を利用するうえで大切なのは「何をどうして欲しいのか」ということを具体的かつ明確にしておくことです。この点を不明瞭にしてしまうと「思っていたのと違っている・・・」ということにもなりかねません。サービスの前に予め「何をどうして欲しいのか」ということを優先順位をつけて、遠慮せずスタッフに伝えましょう(参照:コラム「ここがポイント! 家事代行の申し込み ~優先順位編~」)。
貴重品の保管に注意しましょう!
現金やキャッシュカード類、宝石や時計などの貴金属類、申込書など個人情報が記載された文書は、スタッフの手の届きにくい場所や目につきにくい場所に保管するようにしましょう。絵画や陶器などの骨董品や思い出の品物など金銭で代替することのできないものも同様です。それに関連して、入って欲しくない部屋や触れて欲しくないものがあれば、それもきちんと伝えておくことが重要です。そうするだけでもトラブルが発生するリスクを大きく抑えることが可能になります。
スタッフが欠勤した場合や交代時の対応について確認しましょう!
病気や怪我など、やむを得ない事情でスタッフがお休みをする場合もあるでしょう。また、転居やその他の事情でスタッフが交代となる場合もあるかもしれません。そういった場合、別の日時への振替が可能なのか、それとも代替スタッフが訪問するのか、業務の引き継ぎはどうするのかなどの対応方法についても確認しておきましょう。その担当先に不慣れな代替スタッフが訪問することで余計なトラブルが生じたり、十分な引き継ぎがなされないままスタッフ交代することで利用者が不要なストレスを被る可能性があるからです。
トライアルサービスを有効に活用しましょう!
家事代行会社に定期サービスを依頼する際には、会社によって「初回お試しサービス」など名称の違いこそあれ、多くの会社で所謂「トライアルサービス」を利用することが可能です。このトライアルサービスを是非有効に活用してください。トライアルサービスでは、正式契約する際と同一のスタッフのサービスを実際に体験できます(トライアルサービスと正式契約とで担当スタッフが異なるような会社は要注意です)。このトライアルサービスで担当スタッフとの相性やサービスの質、作業内容と時間のバランスなどをしっかり確認してください。トライアルサービスを受けてみて、スタッフやサービスに納得したうえで契約することで、大半のトラブルは回避することが可能となるでしょう。現在、LOBBY(ロビー)では、レギュラーサービスよりもお手頃な特別価格で、トライアルサービスをご提供しています。この機会に是非お気軽にお問合せください。
【もし家事代行でトラブルが起きたら?】
前章で述べた「トラブルを回避するコツ」をしっかり意識していても、トラブルが起きてしまうこともあります。万が一の場合に備えた対応についてもご説明しておく必要があるでしょう。ここではトラブルが起きてしまった場合の対応方法についてお話ししていきます。
まずは家事代行業者に連絡しましょう!
万が一トラブルが発生した場合、何よりも一番に家事代行サービスの会社にすぐ連絡することが重要です。時間をおいてしまったり、後回しにしてしまうと当事者の記憶が曖昧になってしまったり、責任の所在が不明確になってしまう可能性もあります。冷静かつ迅速に家事代行業者に連絡・相談することが肝要です。そうすれば家事代行業者は事実関係を調査の上、適正に対処してくれることでしょう(参照:コラム「家事代行サービス利用時に起こりうるトラブルと回避するためのポイント」)。
クーリングオフ制度について確認しましょう!
クーリングオフ制度というのは訪問販売など特定の取引に適用される制度であり、家事代行サービスのすべてにクーリングオフ制度が適用されているわけではありません。クーリングオフ制度が適用されている場合は、締結した契約書にその旨を記載されているケースが多いので、家事代行業者に相談しても問題が解決しないような場合は契約書をチェックしてみるのも手段の一つかもしれません。ちなみにLOBBY(ロビー)では、お客様に安心してご利用いただけるよう、業界初の試みとして「トライアルサービス」に返金保証を付けています(2007年6月開始)。
消費生活センターに相談しましょう!
困って相談しているにもかかわらず、まったく対応してくれない悪質な業者の場合は、居住地最寄りの消費生活センターに相談してみましょう。どこに連絡していいのか判らないときには、消費者庁の「消費者ホットライン」(全国共通の電話番号:188)で地方公共団体が設置している消費生活センターや消費生活相談窓口を案内してくれます。
【安心・信頼できる家事代行サービスをお探しなら】
安心・信頼できる家事代行サービスをお探しなら、是非、LOBBY(ロビー)にご連絡ください(専用ダイヤル:0120-062-022)。LOBBY(ロビー)では、確かな実績と経験に基づいたノウハウをもって、富裕層の皆さまに安心してご利用いただける質の高い家事代行サービスを提供しています。本コラムのテーマにもなっている物損事故に伴うお客様とのトラブルや盗難などの事件性のある問題は2005年6月の創業以来、一度も発生していません。また、万が一の場合に備え、会社として損害保険に加入しており、お客様宅における万が一の事故や物損にも迅速に対応させていただきます。皆さまからのお問合せを心よりお待ち申し上げております。
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