「家事代行でペットのお世話を依頼するときの注意点は？」
このような疑問にお答えします。

家事代行会社によってできること、できないことがあるので注意が必要です。
はじめに、家事代行のペットサービスについて紹介し、次にメリットや注意点を解説します。

この記事を読めば、ペットの世話を安心して家事代行に任せられるようになりますよ。

家事代行のペットサービスとは

家事代行のペットサービスとは、家事代行のスタッフが依頼者のペットをお世話するサービスです。

サービス内容は会社によって異なります。
そのため、ペットのお世話を依頼したいときは、家事代行がどのようなサービスを提供しているか確認する必要があります。

サービス内容が会社によって異なるのは事業者、もしくはスタッフが「第一種動物取扱業」の登録をしている・していないの違いです。
動物愛護管理法では、事業者やスタッフがペットのお世話をするときは「第一種動物取扱業に登録している必要がある」とされています。

ただし、家事代行のサービス内容が第一種動物取扱業に該当するかどうかは、登録地の都道府県によって異なる点にご留意ください。
こちらでは、事業者が第一種動物取扱業に登録しているのを前提に解説します。

• 依頼できること
• 依頼できないこと
• ペットのお世話NGの家事代行もある

依頼できること

家事代行に依頼できるペットのお世話には、以下のようなものがあります。

• 散歩
• エサやり
• トイレの清掃
• おもちゃで遊ぶ

エサやりやトイレの清掃、おもちゃで遊ぶなど、室内のお世話に関しては基本的にどの家事代行でも対応しています。
しかし、散歩には対応していない家事代行も多いので、あらかじめご確認ください。

依頼できないこと

家事代行では依頼できないペットのお世話は以下のとおりです。

• 散歩
• トリミング
• しつけ
• 耳掃除など技術を要すること
• 特殊なペットのお世話

「散歩」は会社によってできないこともあるため記載しています。
その他、トリミングやしつけなど、専門的な知識や技術が必要な行為は依頼できません。

また、爬虫類や昆虫といった専門知識が必要なペットのお世話は、断られてしまう可能性があります。
特殊なペットを飼育している方は、家事代行サービスの依頼前にご確認ください。

ペットのお世話NGの家事代行もある

家事代行のなかには、サービス内容にペットのお世話が含まれていないこともあります。
そのため、お住まいの地域に対応している家事代行がペットサービスを提供しているか、事前にチェックしておくと安心です。

また、会社が対応していたとしても、ペットのお世話をできるスタッフがいないケースも考えられます。
その場合、依頼したい日時に間に合わない可能性があるので、複数社をピックアップしておくことをおすすめします。

【旅行】家事代行にペットのお世話を依頼するメリット

旅行や出張などで数日外出する際、家事代行にペットのお世話を依頼する方もいるでしょう。
こちらでは、どのようなメリットがあるのか解説します。

• ペットホテルに預ける必要がない
• ペットを移動させる必要がない
• 多頭飼いの場合コストを抑えられる
• 家事も依頼できる

ペットホテルに預ける必要がない

家事代行サービスは定期契約すると不在利用ができるようになります。
そのため、依頼者が不在でもスタッフが訪問し、ペットのお世話が可能になるのです。

ペットホテルに預ける必要がなくなるため、ペットはいつもどおりの環境で過ごすことができます。
慣れない環境で長時間過ごすと、ストレスを感じるペットも多いです。

ストレスが原因で食欲不振に陥ったり、体調不良になったりする可能性もあります。
自宅で過ごせるというのはペットにとって大きなメリットです。

ペットを移動させる必要がない

ペットホテルや実家、友人宅にペットを預ける場合、エサやトイレシートなどの準備をしてからペットを移動させる必要があります。
車ならとくに問題ありませんが、電車やバスなどの公共交通機関を利用する場合は大変です。

ペット用のキャリーバッグに入れて、鳴き声やトイレなどに気を使いながらの移動は短時間でもヘトヘトになります。
また、外の環境に慣れていない子は移動するだけでストレスを感じ、体調不良になってしまう可能性もあります。

家事代行にペットのお世話を任せれば自宅で過ごせるので、ペットがストレスを感じることもないでしょう。

多頭飼いの場合コストを抑えられる

ペットを2匹以上飼っている場合は、ペットホテルを利用するより費用を抑えられるでしょう。
というのも、家事代行の料金は依頼時間で算出されるからです。

3時間の依頼をしているのであれば、3時間分の料金しかかかりません。
ペットが何匹いても料金は変わらないのです。

ただし、料金体系は会社によって異なります。
家事代行を利用するときは、ホームページで料金をかならずチェックしてくださいね。

家事も依頼できる

ペットサービスとあわせて家事代行も依頼できます。
先述のとおり、家事代行は時間単位で依頼できるからです。

たとえば3時間の依頼をした場合、ペットのお世話のほかに部屋の掃除、日用品の買い物を頼んでもOK
多くの家事代行では、サービス内容をカスタマイズすることができます。

掃除や料理、買い物など日常の家事を依頼することで、自分の時間も増えるでしょう。
もちろん、ペットと一緒に過ごす時間も増えるため、今まで以上に遊べますね。

家事代行にペットのお世話を依頼するときの注意点

家事代行にペットのお世話を任せるとさまざまなメリットがありますが、注意点も忘れてはいけません。
こちらで解説する5つを押さえておきましょう。

• スタッフにペットの性格やクセを伝える
• スタッフは指名する
• ペットのしつけ・ワクチンを済ませておく
• ペットのしつけ・トリミングはできない
• 緊急時の対応を確認

スタッフにペットの性格やクセを伝える

家事代行のスタッフには、ペットの性格やクセをすべて伝えておきましょう。
注意事項を共有しておくことでトラブルを未然に防ぐことができます。

【ペットに関してスタッフと共有しておくこと】

• 性格（人見知り、活発、怖がりなど）
• クセ（ご飯のあとオカワリを催促してくるなど）
• 健康状態（風邪気味、手術したばかりなど）
• 動物病院の連絡先

ペットの特徴を共有しておかないと、スタッフは何に気をつけてお世話をすればいいのかわかりません。
とくに健康状態の情報は命に関わりますので、かならず共有してください。

動物病院の連絡先に関しては、担当する先生の名前も伝えておくと安心です。

スタッフは指名する

毎回違うスタッフがお世話をすると、人見知りする性格のペットはストレスを抱えてしまう可能性があります。
万が一、ストレスが原因で体調不良に陥ってしまっては可哀想ですよね。

ペットがすこしでも安心して過ごせるようにするには、スタッフを固定することです。
何度も顔を合わせていれば、ペットもストレスを感じることなく健やかに過ごせるでしょう。

そのため、定期利用するときはスタッフを指名できる家事代行を選ぶといいですよ。
家事代行によってスタッフの指名が「無料・有料」とあるので、事前にご確認ください。

ペットのしつけ・ワクチンを済ませておく

ペットがスタッフに噛みついたり、引っ掻いたりして怪我を負わせる可能性があります。
そのような事態を考慮し、しつけや各種ワクチン接種は済ませておきましょう。

噛み癖のある大型犬など、スタッフが身の危険を感じる場合はサービスを断られてしまう可能性もあります。
お互い気持ちよく取引できるよう、ペットのしつけはしっかり仕上げておくのがマナーです。

なお、狂犬病ワクチンの接種は法律で義務付けられています。
万が一、接種していない場合は罰則対象になってしまうのでご注意ください。（動物病院で接種可能）

ペットのしつけ・トリミングはできない

ペットのしつけ、トリミングは家事代行ではなくペットサロンやペットシッターに依頼してください。
専門的な資格や免許が必要なため、家事代行に依頼することはできません。

しつけやトリミング以外でも、専門的な技術や知識を要することや医療行為も依頼できないのでご注意ください。
家事代行に依頼できるのは、一般的な「お世話」の範疇です。

一方、ペットシッターの運営会社が家事代行サービスを提供している場合もあります。（数は少ないです）
しつけやトリミング、家事代行をどうしても一緒に依頼したい方は、こちらを検討するといいでしょう。

緊急時の対応を確認

家事代行にペットのお世話を頼むときは、依頼者は不在というケースが多いと思います。
そのため、トラブル発生に備え、緊急時の対応を確認しておくと安心です。

先述のとおり、家事代行のスタッフはペットシッターではないため、医療行為はできません。
「ペットがケガや病気をしてしまった場合はどこに連絡すればいいのか」を共有しておきましょう。

また、依頼者以外の緊急連絡先を伝えておくのも忘れずに。
どのようなトラブルが起きても冷静に対応できるよう、スタッフと事前にしっかり打ち合わせしておくのが大切です。

家事代行にペットのお世話を依頼する前に準備しておくもの

依頼者が不在でも、ペットが普段と変わらぬ生活を送れるようにするには事前の準備がポイントです。
家事代行サービス当日に慌てることがないよう、しっかり用意しておきましょう。

• ペットフード・お皿
• トイレ用品
• 散歩グッズ
• おもちゃ

ペットフード・お皿

ペットフードに関しては、量（どれくらいあげればいいのか）と、食べさせ方（水でふやかすなど）も伝えておくといいですよ。
水も同様に、どれくらいの量をセットすればいいのか共有しておきましょう。

「食べ終わった後のお皿はどこにしまえばいいのか」についても知らせておくのを忘れずに。
自動給餌器（設定時刻に自動でエサを配給する機器）を利用している方は、機器の取り扱い方法の説明もしてください。

トイレ用品

トイレシートや猫砂など、トイレグッズを準備しておきます。
交換するタイミングや目安を伝えるのもお忘れなく。

トイレトレーを洗ってもらうのであれば、洗う場所や使用する洗剤、スポンジの情報も知らせておきましょう。
また、トイレシートを捨てるゴミ箱が決まっているのであれば、どのゴミ箱なのか指定してください。

散歩グッズ

リードやハーネスのほか、排泄物を入れておく袋、おしっこを流す水を用意しましょう。
夜間に散歩するのであれば、お散歩ライト（フラッシュリングなど）を準備しておくと安全性が高まります。

そのほか、散歩コースや散歩する時間帯などを共有するのも忘れずに。

おもちゃ

普段、ペットと一緒に遊んでいるおもちゃを準備します。
依頼者の代わりにスタッフが遊んであげることで、ペットのストレスも軽減されるでしょう。

可能であれば、スタッフに遊び方を見せてあげることをおすすめします。
また、遊ぶ時間やおもちゃの保管場所も伝えておくと、スタッフもスムーズに動けます。

家事代行でペットのお世話を依頼するならLOBBYにおまかせ

今回は、家事代行でペットのお世話を依頼するメリットや注意点を解説しました。
不在時にうまく活用すれば、ペットのストレスを最小限に抑えられることができます。

さらに、ペットホテルを利用するより費用も抑えられるので一石二鳥です。
家を空けるときにペットをどうするか、毎回悩まれている方はぜひお試しください。

また、ペットのお世話のときだけ依頼するのではなく、家事代行を定期利用することでスタッフとペットにも信頼関係が生まれます。
不在利用するときも、安心して任せられるようになるのでおすすめです。

 

最後に、LOBBYの魅力をご紹介します。

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