家事代行に関する豆知識

家事代行サービスの金額はこう決まる!料金相場・内訳を解説

「家事代行サービスの金額はどう決めているの? 料金相場は?」
このように、家事代行の費用に疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、家事代行の金額は「依頼内容」「時間」「頻度」で決まります。
たとえば1時間3,000円の会社に月4回依頼すると、月額12,000円という具合です。

前半では「家事代行の金額の決まり方」や料金相場を解説し、後半では「料金の違い」や「費用を抑えるコツ」を紹介。
この記事を読めば、家事代行サービスを上手に依頼できるようになりますよ!

【目次】

家事代行の金額の決まり方

電卓

冒頭でお伝えしたとおり、家事代行の金額は「依頼内容」「時間」「頻度」で決まります。
こちらで詳しく解説しますね。

  • 依頼内容
  • 時間
  • 頻度

依頼内容

家事代行サービスは日常に関する家事であれば、基本的に何でも依頼できます。
掃除や料理、整理収納、お子様の送迎などです。

とはいえ、すべての家事内容が一律料金で依頼できるわけではありません。
サービス内容やプランによって金額が変動することも多いです。

たとえば「料理」や「ベビーシッター」は、基本料金とは別に料金設定されていることがあります。
料金プランを事前に確認し、依頼したいサービス内容の合計金額を前もって算出するといいでしょう。

時間

家事代行サービスの料金は「1時間あたり〇〇円」と表記されています。
しかし、「1時間だけ依頼できる」という意味ではありません。

多くの場合「1回2時間から」など、最低利用時間が設定されているのです。
たとえば「1時間3,000円、最低利用時間3時間」の家事代行に依頼すると、1回あたりの料金は9,000円になります。

なお、依頼時間は長いほど1時間あたりの料金が安くなります。
一般的には最低利用時間2時間、もしくは3時間という家事代行が多いです。

頻度

家事代行の利用頻度によって金額に大きな差が出ます。
定期的に依頼するか、スポット(単発)で依頼するかの違いです。

ただし、定期依頼のほうが1回あたりの料金は安くなります。
スタッフのスケジュール調整、人員確保するためのコストが抑えられるからです。

たとえば「定期サービス1回3,000円」の会社は「スポットサービス1回4,500円」という具合です。
家事代行を長期的に利用するのであれば、定期で依頼したほうがコストを抑えられます。

関連記事:家事代行はサブスクで!料金相場やメリットを解説

家事代行の料金相場・内訳

計算機を指さす主婦

家事代行の料金相場を項目ごとに解説します。

項目 料金相場
基本料金 1時間あたり2,000円〜4,500円
交通費 1回あたり700円〜1,000円
延長料金 30分1,000円〜2,000円
割増料金(早朝・夜間・土日祝) 通常価格の10〜30%
鍵の預かり代 1ヶ月あたり無料〜1,000円
指名料 1ヶ月あたり500円〜1,000円

上記の金額以外に「入会金」や「年会費」がかかる会社もあります。
見落としがないように、家事代行のホームページに記載されている料金表をよくご確認ください。

基本料金

家事代行サービスにおける基本料金とは、作業1時間あたりの料金を指します。
2,000円〜4,500円が相場です。

最低利用時間は1回あたり2時間、もしくは3時間に設定している会社が多いです。
たとえば1回2,000円、最低利用時間2時間であれば合計4,000円、1回3,000円、最低利用時間3時間であれば合計9,000円になります。

また、法改正により2021年4月1日以降、総額表示(税込価格表示)が義務となっていますが、稀に税別表記している会社もあるのでご注意ください。

交通費

交通費の料金相場は1回あたり700円〜1,000円です。
スタッフの移動距離に関わらず固定している会社もあれば、実費にしている会社もあります。

基本的には依頼時にWebサイトで決済できますが、会社によっては交通費を当日、スタッフに現金で手渡しするパターンもあります。
サービス当日に「小銭がない」と焦らないためにも、交通費の支払い方法を事前に確認しておきましょう。

延長料金

延長料金の相場は30分1,000円〜2,000円になります。
10分単位で計算している会社もあるので、前もってチェックしておくと安心です。

とはいえ、スタッフのスケジュールによっては延長に応じてくれないことも。
次の現場へ移動しなくてはならないからです。

また、依頼時にWebサイトでカード決済していることから、延長依頼できない会社もあります。
延長依頼できる家事代行なのか、あらかじめ確認しておきましょう。

割増料金

割増料金の相場は通常価格の10〜30%になります。
早朝や夜間、土日祝日に依頼すると発生するケースが多いです。

一般的な家事代行の営業時間は8時〜20時、それ以外の時間帯に依頼すると割増料金になります。
営業時間は会社によって異なるため、事前にご確認ください。

なかには24時間営業の家事代行も。
割増料金になるとはいえ、夜勤のある方にとって頼もしい存在です。

鍵の預かり代

定期サービスを利用すると、家事代行会社に家の鍵を預けることができます。
これにより、家事代行を不在時に依頼できるので、時間を効率よく使えるようになります。

無料で預かってくれる会社もありますが、相場は1ヶ月あたり1,000円ほどです。

鍵は基本的にスタッフが管理しますが、キーボックスやスマートロックを使用するケースもあります。
詳しくは「家事代行の鍵預かりサービスとは?利用時のポイントを解説」をご覧ください。

指名料

定期サービスを依頼すると、基本的には毎回同じスタッフが訪問します。
しかし、会社によっては毎回違うスタッフが派遣されてくることも。

そのため、毎回同じスタッフに来てほしいときは指名する必要があるのです。
指名料は無料、有料のパターンがあり、有料の場合1ヶ月あたり500円〜1,000円が相場になります。

月額費用の例

CASE

ここまで、家事代行サービスの金額の決まり方や料金相場を解説しました。
次に気になるのは「月額はどれくらいになるのか?」ではないでしょうか。

こちらでは、利用者の多い定期サービス(月4回・月8回)で料金のシミュレーションをしてみましょう。
例としてLOBBYの料金(1時間5,060円・交通費1,320円)で算出します。

金額はすべて税込みです。

利用時間 月4回の料金
(交通費込み)
月8回の料金
(交通費込み)
2時間 45,760円 91,520円
3時間 66,000円 132,000円
4時間 86,240円 172,480円

LOBBYの料金システムはとてもシンプルです。
利用時間、依頼回数を問わず1時間あたり5,060円(税込)+交通費1,320円となります。

追加料金や別途費用は一切ありません。

上記はLOBBYの料金ですが、会社によってプランや最低利用時間も異なります。
気持ちよく利用するためにも、家事代行サービスを依頼する前に料金シミュレーションするといいですよ。

「安い・高い」家事代行の料金の違い

話しを聞くカップル

先述したように、家事代行サービスの料金相場は1時間あたり2,000円〜4,500円です。
ではなぜ、これだけ差があるのでしょうか。

答えは「システムや研修制度、サポート体制」の違いです。
以下で詳しく解説します。

  • 安さ重視の家事代行サービス
  • クオリティ重視の家事代行サービス

安さ重視の家事代行サービス

料金の安さ重視で多いのが「家事代行マッチングサービス」
「家事をしてほしい人」と「家事の得意な人」をつなげてくれるWebサイトやアプリのことです。

マッチングサービスの運営会社とスタッフ(家事の得意な人)は雇用関係にありません。
依頼者とスタッフが雇用関係にあります。

運営会社は「依頼者とスタッフの出会いの場を提供」しているに過ぎません。
つまり、依頼者とスタッフの間に運営会社が介入しないため、中間マージンがかからずに済むのです。

メリット ・低価格
・スタッフを自分で選べる
・アプリから手軽に依頼できる
デメリット ・サービスの品質差が大きい
・トラブルは当人同士で解決しなければならない
・地域によってはスタッフが見つからない

料金が安い一方、サービスの品質に差があることが多いです。
というのも、マッチングサービスは「誰でも」働くことができるからです。

直接雇用する家事代行会社のような採用面接がないため、さまざまな人が働いています。
さらに万が一、スタッフとトラブルになった場合、運営会社は介入しないため当人同士で解決しなければなりません。

家事代行マッチングサービスは「家事代行を何度も利用したことのある方」「料金の安さを最優先する方」におすすめのサービスと言えるでしょう。

クオリティ重視の家事代行サービス

クオリティ重視の家事代行サービスはスタッフの採用から研修、お客様サポートまですべてカバーしています。
サービススタッフのほかに「コーディネーター」という、ホテルのコンシェルジュのような担当者がいることも多いです。

コーディネーターのいる家事代行であれば、急な予約日時の変更や、サービスに関する困りごとをいつでも気軽に相談できます。
また、サービス内容の打ち合わせを事前にすることで満足度も高まるでしょう。

スタッフの研修も充実しているため、誰が来てもサービスは一定水準以上の品質です。

メリット ・スタッフの教育制度が整っている
・高品質なサービス
・サービス範囲が広い
・万全のサポート体制
デメリット ・価格は高め
・サービス開始まで時間がかかる(事前の打ち合わせ)

さまざまなメリットがある一方デメリットも。

スタッフの品質が担保されていたりサポートが手厚かったりする分、料金は高めです。
また、事前の打ち合わせがあるためサービス開始まで時間がかかります。

手軽にすぐ利用したい、という方には不向きかもしれません。
他方「初めて家事代行を利用する方」「料金の安さより安心安全を優先する方」には最適なサービスです。

家事代行の費用を抑えるコツ

point

どのような家事代行サービスに依頼するにしても、金額はできるだけ抑えたいものです。
こちらでは、家事代行の費用を抑えるコツを解説します。

  • 通常料金の時間に依頼
  • 定期サービスを利用
  • 近くの家事代行に依頼
  • 依頼したい内容をまとめておく

通常料金の時間に依頼

先述したように早朝・夜間、土日祝日は割増料金を設定している家事代行も多いです。
スケジュール上、可能であれば平日の日中など通常料金の時間帯に依頼しましょう。

とはいえ、平日は仕事で在宅できませんよね。
そんなときは「鍵の預かりサービス」を利用することで、不在時でも依頼できます。

関連記事:家事代行を不在時に利用するメリット・デメリット

定期サービスを利用

家事代行の依頼方法には「定期」と「スポット(単発)」があります。
リーズナブルなのは「定期」です。

スポットは依頼の都度サービススタッフのスケジュール調整、人員確保を本社スタッフが行います。
一方、定期契約であればサービススタッフはお客様ごとに固定されるので、本社スタッフが奔走する必要はありません。

人員や時間のコストを抑えることで、サービス料金も割安にできるというわけです。

近くの家事代行に依頼

交通費を固定している家事代行もありますが、実費としている会社もあります。
その場合、自宅から近い家事代行に依頼することで交通費を抑えられるでしょう。

定期サービスだとしても、交通費は月に一度ではなく都度発生します。
たとえ数百円だとしても1ヶ月、1年と長期間利用し続けた場合、交通費だけでも大きな出費です。

家事代行を選ぶときは交通費が固定、実費どちらなのかチェックするのを忘れずに!

依頼したい内容をまとめておく

「何を依頼したいのか」が定まっていないと、あれもこれも依頼することになり料金がかさんでしまいます。
家事代行の金額は「1時間あたりの料金×依頼時間」で算出されるからです。

そのため、依頼する家事内容や範囲はあらかじめ明確にしておきましょう。
そうすることで効率よく作業をしてもらえます。

まずはしてほしい家事内容を書き出し、優先順位を付けるところから始めるといいですよ。

家事代行をコスパで選ぶならLOBBY

部屋で鉛筆とノートを使って勉強する親子

家事代行サービスの金額の決まり方や料金相場はおわかりいただけたでしょうか?
金額は依頼内容や時間、頻度で決まります。

また、家事代行は大きく分けると「料金の安さ重視」「クオリティ重視」と2パターンあります。
それぞれのメリット・デメリットをよく検討してから依頼してください。

 

最後に、LOBBYの魅力をご紹介します。

富裕層向け家事代行のリーディングカンパニー

2005年に創業し、富裕層向けに特化した家事代行サービスを提供。
多くのお客様から支持されており、顧客満足度は95%以上と高く、平均利用年数は3年超です。

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監修

富裕層向け家事サービスのLOBBY(ロビー) | 株式会社ロビー

LOBBYの
「家事代行・家政婦 メディア」編集部(Lobby Editorial)

富裕層向け家事サービスのLOBBY(ロビー)は、東京・横浜を中心とした首都圏と、大阪・京都・神戸を中心とした関西圏で、高品質な家事代行や家政婦のサービスを提供しています。忙しい皆さまに「ホテルで暮らすような快適な毎日」をお届けするをコンセプトに、2005年の設立以来、経営者や医師などの多くの富裕層の方々にご利用いただいております。いつも通り、希望通りに。週1回 / 2時間~の定期サービスで、教育された質の高いサービススタッフが、掃除・洗濯・料理などの日常の家事を代行します。