家事代行の会社選び

家事代行で起こりえるトラブルはこれ!対処法・予防策を徹底解説

家事代行を利用する際「トラブル面が気になる」という方もいるのではないでしょうか。

確かに家事代行サービス中のトラブルはあります。
しかし、対処法や予防策を把握しておけば、さほど気にならなくなるはずです。

記事前半では「家事代行で起こりえるトラブル」や対処法を解説し、後半ではトラブルを未然に防ぐ方法を紹介します。
最後まで読めば、家事代行サービスを気持ちよく利用できるようになりますよ。

【目次】

家事代行で起こりえるトラブル5つ

リングノートに注意マーク

家事代行で起こりえるトラブルは主に5つあります。

  • 料金に関するトラブル
  • スタッフとのトラブル
  • 作業に関するトラブル
  • 物品の破損・故障
  • 紛失・盗難

料金に関するトラブル

家事代行の価格がわかにくいのが原因となり、トラブルに発展することがあります。
依頼者の想定していた金額とずれたり、追加料金が発生したりなどです。

依頼者からすると「思っていたより高い」「価格表の意味がわからなかった」となってしまうのです。

たとえば、サービス料金が1時間4,000円だとしても、最低利用時間3時間とすると依頼1回の合計金額は12,000円になります。
1回4,000円ではありません。

このほか、会社によっては「入会金」や「年会費」がかかることもあります。
トラブルにならないよう、利用料金はあらかじめよく確認しましょう。

関連記事:家事代行サービスの金額はこう決まる!料金相場・内訳を解説

スタッフとのトラブル

スタッフとの相性が合わず不満を抱いてしまう可能性があります。
いくら素晴らしい作業をしてくれるスタッフだとしても、人間同士なので仕方がありません。

たとえば、あなたが「80%の完成度でいいから3箇所を時間内に掃除してほしい」とオーダーしたとします。
この場合、「80%の完成度」の解釈は人によって異なりますよね。

スタッフとの「感覚のズレ」が大きいほど、依頼者はストレスを感じてしまうのです。
このようなトラブルを回避するためにも、サービス開始前にスタッフとよく打ち合わせすることをおすすめします。

作業に関するトラブル

時間内に作業が終わらなかったり、仕上がりが期待値より低かったりした結果、不満が募りトラブルに発展する可能性があります。
原因は「依頼者の期待が大きすぎる」「スタッフのスキル不足」などです。

家事代行会社もサービス品質の均一化を目指し、スタッフ教育や研修に力を入れています。
しかし、人間である以上どうしても個人差が出てしまうのです。

また、外国人スタッフの場合、細かい指示が伝わらず頼んだ作業が終わらないなどのトラブルもあります。
いずれにせよ、「スタッフとコミュニケーションをしっかり取ること」がトラブル回避のポイントになるでしょう。

関連記事:英語OKの家事代行に依頼するメリット・デメリット

物品の破損・故障

スタッフが物品を破損させてしまう可能性があります。
たとえば、「サイドテーブル上の花瓶を落とし、割ってしまう」「家具の移動中、壁にぶつけて穴があいてしまう」など。

最新の注意を払い作業に当たりますが、予期せぬ事故を100%防ぐことはむずかしいです。
とはいえ、物品の破損や故障は家事代行会社の加入している損害保険が適用されることもあります。

依頼する家事代行がどのような損害保険に加入しているのか、あらかじめ確認しておくといいでしょう。
ウェブサイトに記載されていなければ、コーディネーターに聞くか「問い合わせ窓口」で質問するといいですよ。

紛失・盗難

スタッフが物品をわかりにくいところに収納してしまったり、ゴミと間違え捨ててしまったりするケースもあります。
悪意がなかったとしても、依頼者からすると気分のいいものではありません。

また、とらえ方によっては紛失ではなく「盗まれた」と感じるかもしれません。
このような事態にならないためにも、貴重品の管理は徹底しましょう。

関連記事:家事代行で盗難被害に遭わないためのポイント6つ

家事代行でトラブルが起きたときの対処法

対処法

どれだけ気を付けていても、家事代行サービス中にトラブルが発生するかもしれません。
こちらでは、トラブルが起きたときの対処法を解説します。

  • 家事代行サービス会社に連絡
  • 解決方法を話し合う
  • 消費生活センターに相談

家事代行サービス会社に連絡

トラブルが発生したら、できるだけ早く家事代行会社に連絡してください。
時間経過とともに記憶が曖昧になってしまうのを防ぐためです。

連絡したらトラブルの内容、発生日時を正確に伝えましょう。
物品の破損や盗難の場合、証拠となる写真や動画を撮っておくとあとで事実確認しやすくなります。

トラブル直後は動揺したり気が動転したりすると思いますが、深呼吸してから落ち着いて対処してください。

解決方法を話し合う

家事代行会社に連絡したら、次は担当者とトラブルの解決方法について話し合いです。
具体的には以下3つを協議します。

  • あなたがどのような解決方法を臨むのか
  • 家事代行会社の意見や提案
  • 損害保険の詳細

「状況証拠となる写真」や「契約書」を見ながら話し合いを進めるとスムーズです。
トラブル内容によっては「クーリング・オフ制度」が適用されることもあるので視野に入れておきましょう。

消費生活センターに相談

家事代行会社と話し合ってもトラブルが解決しないときは、消費生活センターに相談するといいですよ。
専門の相談員が過去の事例をもとに、適切なアドバイスをしてくれるでしょう。

トラブルの内容によっては交渉の手伝い(あっせん)をすることも。
局番なしの「188」に電話すれば、最寄りの消費生活センターにつながります。

また、消費生活センターと類似する名称の「国民生活センター」もあります。
両者の違いは「地方自治体が運営している」か、「国が運営しているか」です。

家事代行のトラブルを未然に防ぐ10の方法

おすすめする若い女性

ここまで家事代行のトラブル内容や対処法を解説しましたが、できればトラブルなく利用したいですよね。
こちらでは、家事代行のトラブルを未然に防ぐ方法を紹介します。

  • 料金プランをよく確認
  • 作業の優先順位を決めておく
  • 家の注意事項をスタッフに共有
  • スタッフとコミュニケーションを十分とる
  • 貴重品の管理を徹底
  • トライアルサービスを利用
  • 掃除道具・調理器具をしっかり準備
  • 見積もり前に部屋を掃除しない
  • 作業前の部屋を撮影
  • 在宅でサービスを受ける

料金プランをよく確認

家事代行サービスの料金プランは会社ごとに異なるため、よく確認しましょう。

【料金のチェック項目】

  • 1時間あたりの料金
  • 最低利用時間
  • 交通費
  • 延長料金
  • 割増料金(早朝、夜間、土日祝)
  • 鍵の預かり代
  • スタッフ指名料の有無
  • キャンセル料
  • 入会金
  • 年会費

上記を確認し、1回の依頼で費用がどれくらいかかるのか計算するといいですよ。
また、上記以外のオプション料金があるのか確認するのもお忘れなく。

作業の優先順位を決めておく

してほしい作業に優先順位を付ければ、満足度が上がり不要なトラブルを防げます。

【優先順位の付け方の例】

  1. リビングの掃除と片付け
  2. バスルームの掃除
  3. 洗濯物のたたみ
  4. トイレ掃除
  5. キッチン掃除

時間内にかならず終わらせてほしい家事を1〜3にします。
1〜5ほど決めておけば、スタッフが「時間が余りやることがない」となることもないでしょう。

上記をメモしておき、サービス当日までにスタッフに伝えてください。

家の注意事項をスタッフに共有

スタッフが作業に入る前に、家の注意事項を共有すればトラブルを回避できます。

【注意事項の例】

  • 寝室には入らないでほしい
  • キャビネット上の置き時計は掃除不要(壊れやすいので)
  • 赤い雑巾はリビング掃除用、青い雑巾はトイレ掃除

上記のような注意事項をスタッフに伝えるだけで、物品の破損や紛失を防げるでしょう。
ただし、注意事項をあまり細かく決めすぎると、スタッフのパフォーマンス低下につながる可能性があるのでご注意ください。

スタッフとコミュニケーションを十分とる

家事代行を定期利用する場合、基本的には同じスタッフが担当します。
家のルールを把握しスムーズに作業してもらうためにも、コミュニケーションをしっかりとりましょう。

作業の回数を重ねるほど信頼関係が築かれトラブルも起こりにくくなります。
まずはちょっとした世間話からしてみるといいですよ。

とはいえ、相性が合わないスタッフもいると思います。
そんなときは無理せず、コーディネーターや家事代行会社にスタッフを変更できるか相談してください。

ストレスが溜まるほどトラブルも起こりやすくなってしまいます。

貴重品の管理を徹底

身元の確かな家事代行のスタッフとはいえ、「見ず知らずの人を家に入れるのは不安」という人も多いと思います。
すこしでも不安をやわらげるために、貴重品の管理を徹底しましょう。

財布やアクセサリー、高価な品物は金庫や鍵付きの引き出しにしまってください。
金庫などがない場合は、一つの部屋に保管しスタッフに入らないよう伝えればOKです。

トライアルサービスを利用

家事代行会社といきなり定期契約を結ぶのではなく、まずはトライアルサービスを利用するといいでしょう。
割安な料金で本契約と同様のサービスを受けられるのが特徴です。

【チェック項目】

  • サービスの品質
  • スタッフの人柄
  • コーディネーターの人柄
  • 予約方法など使いやすさ

一度利用すれば、家事代行会社がどのような雰囲気なのか、ある程度わかります。
可能であれば複数社を利用し、比較検討してから定期契約するといいですよ。

掃除道具・調理器具をしっかり準備

家事代行のスタッフは依頼者の家にある掃除道具・調理器具を使って作業します。
そのため、サービス当日までに道具をしっかり準備しておく必要があるのです。

道具が足りないと、できない作業が生じてしまい満足度を下げてしまうでしょう。
作業に不満が募るとトラブルに発展する可能性があります。

また、掃除道具や調理器具だけでなく、洗剤や調味料の残量が十分あるかチェックするのも忘れずに。
足りない場合、作業ができないので最寄りのお店に買いに行かなければなりません。

買い物に行く時間もサービスに含まれるので、依頼した作業が終わらなくなってしまう可能性があります。

関連記事:家事代行に必要な掃除道具をくわしく解説!

見積もり前に部屋を掃除しない

家事代行会社と定期契約を結ぶ際、事前に打ち合わせや見積もりをする機会があります。
その際、あなたがあらかじめ部屋を掃除する必要はありません。

というのも、コーディネーターが正確な見積もりを算出できなくなったり、適切なプランを提案できなくなったりするからです。
その結果、サービス本番では「時間が足りなくなってしまう」などの弊害が出てしまいます。

サービスが原因でトラブルになってしまわないよう、事前の打ち合わせは普段どおりの状態で臨みましょう。

作業前の部屋を撮影

家事代行サービスが始まる前の部屋の状態を、写真や動画で撮影するのも有効です。
万が一、トラブルになったときの証拠になります。

また、防犯カメラを設置するという方法もあります。
高価なものではなく市販の安価なカメラで十分です。

しかし、スタッフからすると、依頼者から信用されていないようで不快に感じるかもしれません。
防犯カメラを設置するのであれば、家事代行会社やスタッフに相談してから設置するようにしましょう。

在宅でサービスを受ける

自分が家にいるときのみ家事代行サービスを依頼するという方法もあります。
在宅しているため、ちょっとした異変にも気付きやすくなるでしょう。

家事代行と定期契約すると不在時でも利用することができますが、慣れないうちは心配ですよね。
スタッフと信頼関係が築けるまでは、在宅で利用することをおすすめします。

ただし、作業を見過ぎているとスタッフも良い仕事ができませんのでご注意ください。

家事代行選びするときのチェック項目

チェックのメモと付箋紙

トラブルを回避するためにも家事代行選びは重要です。
以下5つの項目をチェックするといいでしょう。

  • 料金体系
  • サービス内容
  • スタッフの採用・研修について
  • 損害保険の種類
  • 運営歴・実績

料金体系

料金体系は家事代行会社によって異なります。
不明点はないか、価格表は明確かどうかをチェックしましょう。

1時間あたりの料金や最低利用時間、各種オプション料金などがすぐに確認できればOK
初見の人でもわかりやすいホームページは、顧客に対する思いやりが伺えサービスも期待できます。

一方、料金計算が複雑だったり、オプション料金の記載がなかったりする場合は注意が必要です。
依頼するのであれば見積もりをとって、料金を明確にしてからにしてください。

サービス内容

自分の要望に応えてくれる家事代行か確認してください。
すべての家事に対応している会社もあれば、特定の家事に特化した会社もあるからです。

たとえば、「掃除には対応するけど買い物や料理には対応していない家事代行」などです。
「掃除はA社、料理はB社」という依頼をしていては、お金と時間を無駄にしてしまう可能性があります。

1社にまとめて依頼できるよう、家事代行会社のサービス内容をあらかじめ確認しましょう。

スタッフの採用・研修について

スタッフの採用基準や教育体制が整っているかチェックしましょう。
採用や研修に力を入れているほど、トラブルに遭う可能性は低くなります。

一般的に、研修では掃除や料理のコツなどサービスに関する内容やマナー、座学を網羅的に学びます。
すべての研修を修了したスタッフのみ現場に派遣されるのです。

採用基準や教育体制については、家事代行会社のホームページに記載されています。
記載されていないときは、「採用募集」から条件を見るのも有効です。

損害保険の種類

家事代行会社は不測の事態に備えて損害保険に加入しています。
しかし、保険内容は会社ごとに異なっているため、あらかじめ確認しておきましょう。

トラブルの内容によっては保険でカバーしきれない可能性も考えられます。
補償の上限金額や適用範囲もチェックしておくと安心です。

ホームページの「Q&A」に記載されていなければ、お問い合わせフォームや電話を利用してご確認ください。

運営歴・実績

家事代行会社の運営歴や実績をチェックしてください。
運営歴が長いほどノウハウも蓄積されており、サービスの満足度が高いでしょう。

経験豊富な会社に依頼することでトラブルに見舞われる確率を減らせます。
また、万が一トラブルが発生しても、過去の事例をもとにスムーズに解決してくれるはずです。

家事代行会社のホームページ内にある「会社概要」や「サービス案内」からご確認ください。

利用者の口コミ

家事代行サービスを実際に利用した人の口コミは参考になります。
「依頼したいサービス内容+会社名+口コミ」などのキーワードで検索するといいでしょう。

たとえば、「掃除 LOBBY 口コミ」という具合です。
Google検索では企業サイトや個人ブログしかでてこないため、「X」や「Instagram」などSNSで検索するといいですよ。

とはいえ、あくまでも個人の感想なので100%鵜呑みにするのではなく、あくまでも参考程度という点をお忘れなく。

信頼できる家事代行をお探しならLOBBYへ

家でファッション雑誌を見るくつろぐ女性

家事代行のスタッフとはいえ、他人を家に入れるのが不安なのは当たり前のことです。
料金やスタッフ、サービス内容に関するトラブルなど、あげればキリがありません。

しかし、トラブル内容や対処法、未然に防ぐ方法を把握しておけば過剰に心配しなくても大丈夫です。
今回の記事を参考に安全対策を実践し、家事代行サービスを活用してくださいね。

 

最後に、LOBBYの魅力をご紹介します。

富裕層向け家事代行のリーディングカンパニー

2005年に創業し、富裕層向けに特化した家事代行サービスを提供。
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監修

富裕層向け家事サービスのLOBBY(ロビー) | 株式会社ロビー

LOBBYの
「家事代行・家政婦 メディア」編集部(Lobby Editorial)

富裕層向け家事サービスのLOBBY(ロビー)は、東京・横浜を中心とした首都圏と、大阪・京都・神戸を中心とした関西圏で、高品質な家事代行や家政婦のサービスを提供しています。忙しい皆さまに「ホテルで暮らすような快適な毎日」をお届けするをコンセプトに、2005年の設立以来、経営者や医師などの多くの富裕層の方々にご利用いただいております。いつも通り、希望通りに。週1回 / 2時間~の定期サービスで、教育された質の高いサービススタッフが、掃除・洗濯・料理などの日常の家事を代行します。